模糊日記

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君の名は。 オーケストラコンサート 〜RADWIMPS/東京フィルハーモニー交響楽団〜

12月4日、5日と東京国際フォーラムホールAでRADWIMPS東京フィルハーモニー交響楽団による君の名は。オーケストラコンサートが行われました。私はその初日の4日に行きました。

遡ること今年の6月下旬、君の名は。のブルーレイをLoppiHMV購入特典でオーケストラコンサートの先行抽選券が入ると知り、Amazonで買おうと思っていたのを取りやめ購入。そして抽選の結果見事当選!晴れて参加することができました。

 

ライブとかをあまり行くたちではないためドキドキが止まりませんでした。そして一体どんな演出なのか、どうRADWIMPSのロックとオーケストラが融合するのかという気持ちでいっぱいでした。

 

そして会場に到着し列の最後尾に並びます。年齢層は比較的若いと思いました。そして、がっつりなライブではないので同じTシャツを着てないと浮くみたいなことがなくとてもいい気分で会場に入って行きました。会場では、新国立美術館で行われている新海誠展のチラシをチケットもぎりの時に渡されるだけで、大きな混乱なく会場に入れたと思います。グッズ売り場には長蛇の列ができていたが・・・係員さんは今から並ぶと開演に間に合わないと言っているのに並ぶ人たちを見てこれが日本人だよなと思いながら席へ着席。後々にツイッターを確認したらどうやら物販に並んでた人が多すぎて少し開演が押してたらしい。急ぎの旅ではなかったため早く帰るとかはなかったので自分には影響はなかったが、東京のみのコンサートそして平日ということも相まって遠方から来た人がアンコールを見れなかったというツイートも見た。みんなに見て欲しいというスタッフの気持ちは理解できるが、開演時間に間に合わないのに並ぼうとする人たちには反省してもらいたい。映画館でチケット買ったけどまだ来てない人いるからもう少し待とうとはならないのだから・・・

 

そんなこんなで演奏者が入場、交響楽団の方、ドラムの方、RADWIMPSの3人そして最後に指揮者の栗田さんが入って来た。そしてステージの後方にはLoppiで予約したブルーレイの特典について来た瀧と三葉の絵が映し出されている。そして、会場が暗くなりスクリーンからは東宝のマークがそして何度見ただろう彗星が雲を抜けるシーンが流れ三葉の声が流れるなんと映画の本編が始まったのだ!これには面を食らった。まさかである、てっきり、指揮者と野田さんとかがここはこういうアレンジをしてみたのようなトークを挟みながら行われると思っていたからである。そしてオープニングの夢灯篭が生演奏される、その瞬間「あ、これはなんて贅沢なんだ」と思った。多くの人の目に触れた君の名は。だが目の前でRADWIMPSとオーケストラが劇中歌を演奏しながら見れる人なんて今日この場にいる人と5日に来る人だけだろうと思った。普通の映画では音楽が主役になることはないが今回は音楽が主役である。映画の演出上映画館では音を控えめにしていた部分もはっきりと聞き取れ新たな境地に連れてもらえたきがする。新海監督が第二のオープニングと位置付けている前前前世が演奏される。実は私はこの前前前世が流れる前の挿入曲である”ふたりの異変”から”前前前世”に切り替わる瞬間がお気に入りなのです。切り替わりの瞬間ですが生で聞いたら鳥肌モノでした。ほんの一瞬の無音な時間生でこの完成度は言葉にはできません。

物語は進み個人的には一番の盛り上がりどころでスパークルが流れる。映画館で5回、ブルーレイでもそこそこ見ているので物語に身を委ねることができました。生演奏のスパークルと物語が合間って目が潤んでしましました。そして、なんでもないやが流れる「あーこの幸せな時間ももうすぐ終わるな」と思いながら最後のお互いに名前を尋ね、洋次郎さんの息が聞こえエンドロールに入った。エンドロールも終わり会場は割れんばかりの拍手に包まれた。ここで隣の友人はトイレに駆け込んでいった(笑)

鳴り止まない拍手に前前前世のアンコールが行われました。洋次郎さんが観客を立たせ一緒に歌おうと言い、オーケストラコンサートでは普通考えられないであろう観客が総立ちし、手拍子を打ち、全員で歌った。音楽・映画の力を身体中で感じれた気がした。

 

ロック×オーケストラ×映画、カオスな感じに見れるがしっかりとした土台があるからこそだと思う。本当に素晴らしい時間をありがとうという気持ちでいっぱいである。

映像化作品になったら真っ先に買うだろう。でも生には負けてしまうと思うが・・・

 

長くなってしまったが読んでくれた人ありがとうございます。それではまたいつか・・・