DAYS 24巻 *ネタバレ注意
つい先日少年マガジン連載のDAYSの最新刊24巻が発売になったのでそれについて書く。
内容
全国高校サッカー選手権大会の3回戦聖蹟対梁山の後半途中からである。
前巻では2点を取られ聖蹟の絶体絶命そして今巻ではまさかの3失点目を喫してしまいます。失意に落ちるかと思われた聖蹟高校ですが諦めずに食らいついていきます。そして最後にキーとなるプレーであるゲーゲンプレスの成功が見えてきて、ゲーゲンプレスの重要ポイントであるボール奪取の達人であるつくしがベンチコートを脱ぐシーンで終わります。
ここに注目!!
この大会を最後に引退してしまう三年生の活躍。そしてつくしのことを見てきた生方の思い、つくしの気持ち様々な感情が交錯するストーリーです。敵チームの主力である、加藤と碇屋の出会いも描かれておりそれぞれのチームがなぜそのようになっているのかを見ることができます。
とにかくこの巻にも考えさせられるセリフがちりばめられています。
少し紹介していきます。
「色んな人がお前に背中を見せてきた・・・・・・・だからお前は聖蹟に入られた」
過労で倒れた生方が病室で戦況を見守っている時につくしに対して語りかけます。
劣等生であるつくしに先輩が同級生が背中つまりプレーなどを見せていきます。たとえ声がなくともその誰もが一生懸命に物事をこなす姿は自分も努力できるはずだという暗示をかけてくれるものだと思います。怖いものから逃げるために走ってきたとつくしは以前答えますが今は違うのかもしれません。自分に新しい世界を見せてくれたチームメイトに恩返しがしたいという気持ちが強くなっているのではないかと思います。
献身そのものがつくしの長所であるため今後のつくしのプレーには刮目しなくてはなりません。